独自の『液晶乳化製法』

「液晶乳化」は、通常の熱を加えた乳化とは異なり、過酸化脂質の生じにくい独自乳化製法。液晶をつくり時間をかけて丁寧に乳化していく『液晶乳化製法』では、乳化粒子が超微粒子になるので肌になじみやすく、また成分の酸化、劣化がしにくくなります。

『液晶乳化製法』とは…

『液晶乳化製法』とは

乳化とは、油と水を混ぜることで、化粧品に配合される水分と油分を人工的に混ぜ合わせるために大変重要な技術です。
一般的な乳化は、W/O型(油の中に水の粒子が浮かんだ状態)と、O/W(水の中に油の粒子が浮かんだ状態)に分けられますが、さらにより多くの水分を抱え込み、うるおいを長時間持続させるために考え出された技術が『液晶乳化製法』で、液体と固体の中間のような状態の”液晶”を使った乳化技術です。

液晶乳化製法の優れた点

一般的な乳化と比べると、少量の活性剤で水と油を安定化した状態にさせることができる
一般的な乳化粒子に比べてはるかにミクロ段階での技術であるため、乳化粒子が細かく保湿効果が高い
角質層にあるうるおい成分、NMFや細胞間脂質も”液晶”という状態で存在しているため、『液晶乳化製法』により作られた製品はお肌への浸透性が高い
一般的な乳化は80℃程度に加熱するため、油が酸化され過酸化脂質を作りやすくなりますが、『液晶乳化製法』は常温下で徐々に油を加え液晶状態を作りだすので過酸化脂質ができにくい
一般的な乳化に比べて乳化する際に使用する乳化剤の量が少ないので、お肌への負担が少ない